ザオプションのスプレッドをどこよりもくわしく説明します
レートが上がるか下がるか、単純な勝ち負けがはっきりと出るため、初心者にも分かりやすいバイナリーオプション取引。
日本にもバイナリーオプション取引ができる業者がありますが、近年は海外のバイナリーオプション業者で取引を行う人も。
海外のバイナリーオプション業者の中で有名なのがザオプションです。
ザオプションの特徴やザオプションのスプレッドについて詳しく解説します。
ザオプションとは
ザオプションはマーシャル諸島の運営会社が展開するバイナリーオプションのサービスです。
ザオプションは2017年にサービスを始め、エストニアで金融ライセンスを取得しています。
ボーナスなど特典が多いのが特徴的で、初回入金ボーナスや一定入金ボーナスなどがあります。
一定入金ボーナスは勝ち負けに関係なく、一定の入金額と一定の取引額を達成すれば受け取れます。
ボーナス狙いではなくても常に勝ち続けていれば思わぬボーナスが受け取れるかもしれません。
ボーナスの豊富さで人気を集めるザオプションですが、バイナリーオプションの取引でも魅力的な一面を持ち合わせます。
ザオプションにある2つの取引方法
ザオプションのバイナリーオプションは、2つの取引方法で成り立っています。
その取引方法は、以下の4種類です。
・スプレッドなし取引
・スプレッド取引
ザオプションでは、スプレッドなしのHigh&Lowを当てる取引、スプレッドありでHigh&Lowを当てる取引の2つがあります。
スプレッドなしの取引では最長23時間、最短1分で勝負がつきます。
一方、スプレッド取引は最長1時間、最短わずか30秒で決着がつくので短期決戦向きです。
スプレッドなし取引の場合、ペイアウト率は多少変化しますが、スプレッドありの取引では一律2倍に。
これは30秒での勝負だろうと1時間の勝負だろうと同じです。
長ければ長いほど値動きはそれなりに動くので、スプレッド幅を超えた勝負になりやすく、予測がしやすいです。
一方、バイナリーオプションにはドローという概念があります。
偶然にも基準となるレートと判定時間で計測したレートが全く同じの時、ドローという結果が。
厳密にはドローではなく、ザオプションではアット・ザ・マネーと称しています。
一般的なHigh&Lowを当てる時だけ返金があり、短期取引やスプレッド取引ではありません。
このあたりがスプレッドあり、スプレッドなし、それぞれの違いとなります。
ザオプションのスプレッド
バイナリーオプション取引におけるスプレッドは、業者によって状況が異なるものです。
例えば、ハイローオーストラリアでは取引時間や取引量によってスプレッドが変動します。
あまりにも変動するため、なかなか勝負に出にくいという声も。
その点、ザオプションはスプレッド幅が事前に決まっており、予測しやすいのがポイントです。
ザオプションのスプレッド幅は明快。
最少は30秒の0.1pipsで、最大は1時間の0.5pipsです。
考え方としては終了までの時間が長ければ長いほどスプレッド幅が広くなるという認識でいいでしょう。
0.1~0.5pipsのスプレッド幅を超えてレートが上がるのか、それとも下がるのかを予想するのが、ザオプションのスプレッドあり取引。
ペイアウト率は一律2倍に設定されていますが、難易度を考えれば妥当なラインと言えるでしょう。
ザオプションのスプレッド取引の狙い目は?
ザオプションのスプレッド幅は固定であることが明らかになっています。
これが意味することは、激しく値動きする時間ならば勝ち負けがはっきりとしやすいことです。
ハイローオーストラリアでは時間帯や取引量に応じてスプレッド幅が変化するとご紹介しました。
それだけ値動きが激しく、どちらかに配当をしなければいけない可能性が高まります。
その点、ザオプションはスプレッド幅が固定な分、為替市場の開始時間や終了時間、統計などの発表で一気に動いた際に勝ち負けがはっきりしやすいのです。
経済指標の場合は予測値が事前に出てくるため、これでおおよその動きが見えます。
時に市場にとって予想外の数字が出て混乱することもありますが、総じて織り込み済みの反応になりやすいです。
スプレッドはどのように攻略すればいい?
ザオプションの場合は、スプレッド幅が決まっている分、狙い時を作りやすいのが特徴的です。
それでもスプレッド幅をしっかりと超えるかどうかの確認はするべきでしょう。
その際に役に立つ道具、ツールがあります。
まずはテクニカル分析です。
移動平均線やRSIなどのテクニカル分析を行うと、上昇と下落のトレンドがはっきりと分かります。
あとはそのトレンドに応じて勝負をすれば勝ちやすくなります。
倍率1.8倍だった場合、10回やって6回勝てばプラス。
この6回を当てるには、テクニカル分析の活用が欠かせません。
この倍率はスプレッドなしの取引ですが、倍率2倍のスプレッドあり取引では5回勝ってもプラマイゼロ。
やはり6回勝たないとプラスにはなりません。
スプレッド幅が固定されているザオプションの場合、より経済指標などの存在が重要です。
経済指標が出るタイミングは基本的に決まっており、多くのトレーダーが情報解禁に注目します。
アメリカで経済指標が発表された場合、日本では一気に株が売られたり、円安に振れたりして騒ぎに。
この混乱がハイローオーストラリアのような業者だとスプレッド幅を大きくさせます。
スプレッド幅が固定されているからこそ、経済指標などの存在は大きく、これを活用しない手はありません。
ザオプションの転売について
ザオプションには転売機能が用意されています。
勝ち負けを判定するタイミングよりも前に、利益や損失を確定させるのが転売です。
普通、バイナリーオプションでは5分なら5分、15分なら15分待って決着をつけますが、当たれば倍、外れればゼロ。
転売機能があれば、明らかに敗色濃厚でも転売によってゼロを避けられます。
このまま行けば当たりでも、急にニュースが飛び込んで情勢が混沌としてきた時もあるでしょう。
そんな時も転売で利確することでわずかでもプラスにできます。
転売の締め切りギリギリに転売を決断しても約定されないこともあり、転売はある程度戦略的に行うべき方法です。
例えば転売によって1.1倍を得ても、10回同じことをしてようやく倍になります。
これがハイローオーストラリアのようなスプレッド幅であれば転売という手は悪くありません。
スプレッド幅の範囲に入れば負けてしまうので、負けるかもしれないという懸念が生じれば利確に走るのは賢い手です。
ただザオプションだとハイローオーストラリアほど転売に頼る必要はないでしょう。
テクニカル分析などは勝率を高めるために存在するので、転売ありきだと効率が悪くなるので、緊急的に使うのがおすすめです。
まとめ
今回はザオプションのこと、スプレッドについて詳しくご紹介しました。
大事なポイントは5点です。
・ザオプションは金融ライセンスを得ているので安全性が高い
・ザオプションのスプレッド幅は比較的安定している
・スプレッド幅が定まりやすい分、経済指標が出るタイミングを狙い撃ちしやすい
・ザオプションではテクニカル分析などを使って勝率6割を目指すべし
・ザオプションの転売機能は緊急時に限定すべし
以上のポイントを踏まえ、ザオプションで儲けを出していきましょう。
まずは一般的なスプレッドなしの取引を行って、勝負勘を養っていくことをおすすめします。
ボーナスの活用など、お得なキャンペーンを積極的に活用し、ペイアウト以外のところで儲けを出すのも大事な戦略です。
ザオプションではデモトレードが行えるので、実際にスプレッド幅などを確かめつつ、準備が整い次第、勝負を仕掛けましょう。