FOFXのスプレッドをどこよりもくわしく説明します

安全性はあるけれど自由に取り引きをするには多少難がある国内のFX業者。

これに対し、安全性はしっかりと吟味する必要はあるものの、自由な取引ができる海外のFX業者。

近年は大きく儲けたい人が海外のFX業者を利用する傾向にあります。

その中で、ここ1年で急成長を遂げているのがFOFX。

2021年のサービス開始後、スプレッドを武器に成長を続けています。

今回はFOFXの中身やスプレッドについて解説します。

FOFXとは

FOFXは、2021年に誕生した海外FX業者です。

公式サイトはシンプルすぎる造りとあって、当初は不安を抱いたトレーダーも多かった様子。

しかし、出金報告があるなど、入金できたのに出金はできないという、詐欺的な展開は現状見られません。

取り扱い銘柄は外国為替や貴金属、仮想通貨と様々。

通貨ペアは77銘柄と他の海外のFX業者と比較してもかなり多く、貴金属やエネルギーの銘柄も多めです。

情報発信が少ないせいか、何かと疑われることが多いFOFX。

ここからはFOFXの特筆すべき点をご紹介していきます。

FOFXのここがスゴイ!

FOFXでは、世界初の取引システムとして、証券会社を介さずに売買できることを掲げています。

本来FXは証券会社を介して取引を行うため、中間で手数料などがかかってきます。

その点、証券会社を介さない分、手数料もかからず、このあと紹介するスプレッドの幅の狭さにつながります。

世界初の取引システムですから、当然日本のFX業者で導入しているところはありません。

この点はかなりFOFXが優れている部分と言えるでしょう。

他のFX業者と違い、FOFXでは豪華なキャンペーンはあまり実施されていません。

口座開設をするだけでいくらかもらえたり、入金額の数十%がボーナスでもらえたりするようなことは今後もないでしょう。

その分、このあと紹介するスプレッドなどにいい意味で反映されているので、最初にボーナスを受け取るか、長い目で得を目指すかの違いと言えます。

FOFXのレバレッジは?

日本だと最大25倍のレバレッジですが、FOFXではどうか。

888倍や1000倍とハイレバレッジにする業者が多い中、FOFXは200倍とやや控えめ。

日本の業者と比べれば明らかなハイレバレッジですが、海外の業者と比較するとかなり控えめといってもいいでしょう。

レバレッジが控えめなことは、決して悪いことではありません。

例えば、レバレッジが1000倍ぐらいのFX業者では、残高などに応じて自然とレバレッジが下げられるシステムが導入されます。

100万円を証拠金として1000倍のレバレッジをかければそれだけで10億円分のトレードが行えるため、レバレッジが下げられるのは自然です。

その分、レバレッジが最初から低ければ制約を課す必要がなくなります。

レバレッジが200倍だから大胆なトレードができないわけではなく、むしろ確実に200倍のレバレッジで取り引きができる可能性が出てくるというわけです。

ちなみにレバレッジは1倍から200倍まで選べますが、その種類は18種類。

1倍、2倍、3倍と用意されているので、まずは試しにトレードを行いたい人にとって良心的な設計になっています。

FOFXのスプレッドは?

FOFXにとって、一番の売りは、スプレッドの狭さにあります。

アメリカドルと日本円のスプレッドは、0.5pipsから0.7pipsとかなり低め。

一般的な海外FXと比べてもスプレッドは狭いので、頻繁に取引をする人ほどお得でしょう。

業者によってはアメリカドルと日本円のスプレッドを低くする代わり、他の通貨ドルで一気に引き上げるケースも。

その点、FOFXはどの通貨ペアでもさほど変わらず、低めに設定されているのが良心的でもあります。

FOFXを利用する際の注意点

FOFXを利用する際にはどのような注意点があるのか。

海外のFX業者は証拠金維持率を低めに設定し、ロスカットがなるべくかからないようにしています。

しかし、FOFXの場合はロスカット率は80%と高めで、ちょっとした値動きでロスカットにつながってしまう恐れがあり、痛い目を見る可能性も!

スプレッドではアドバンテージを握ったFOFXも、スワップポイントではやや苦戦しています。

素早く売り買いをしないと損をしやすい状況です。

スワップポイントでは海外のFX業者に勝てる日本のFX業者と比較すれば、その差は歴然。

スワップポイント狙いだと、結構な損になってしまうかもしれません。

また日本語対応の部分でやや後れをとっているFOFX。

メールでしかカスタマーサポートを受けられず、その受付時間は日本時間の午後1時から深夜まで。

サラリーマンなどが利用するにはいいかもしれませんが、若干遅めです。

その一方で、できるだけ速やかに返信をする動きも見られており、トレーダーを軽視しているとは言えません。

まだまだ整備が必要な部分があり、今後改善の余地がありそうな部分がいくつか見受けられます。

FOFXの入出金の選択肢はシンプルだが、わかりやすい

FOFXの入出金の選択肢ははっきり言って少なめです。

入金は仮想通貨、もしくは銀行からの振込み、出金は仮想通貨銀行口座への振込み、オンラインウォレットです。

クレジットカードを使った入金などができないため、利便性が高いかどうかは微妙なところ。

しかし、仮想通貨や銀行口座への振込み、オンラインウォレットなど、信頼性のあるところへつなげられるのは大きいです。

業者によっては、手数料をただただとろうとするケースが目立ち、使い勝手の悪いオンラインウォレットへ誘導するケースもあります。

FOFXの場合、出金に必要な日数は1営業日以内で、手数料も無料と良心的。

入金が即時ではない分、タイムラグがあるのは改善点ですが、出金の方が素早くできるという点ではプラスかもしれません。

FOFX使ってみた感想

まとめ

今回はFOFXとどのようなFX業者か、FOFXのスプレッドなどについて解説を行ってまいりました。

FOFXに関する大事なポイントは以下の5点です。

・FOFXは世界初の取引システムを活用している
レバレッジは他の業者と比べれば低めだが、レバレッジに関する制限は少なめ
スワップポイントではややマイナスが大きめ
・FOFXはまだ整備し切れていない部分もあり、今後の改善に注目
・FOFXの入出金の選択肢は少なめだが、どちらかといえばわかりやすい

以上のポイントを参考にして、FOFXでFXなどの取り引きを行っていきましょう。

FOFXは2021年に登場したばかりのFX業者。

実績という点ではまだまだ積み重ねていくべきものが多いため、恐る恐る利用しているトレーダーも多いかもしれません。

いきなりレバレッジ200倍でやるのではなく、小さな倍率で初めて様子を見るのがいいでしょう。

ホームページを含めてシンプルさが目立ちますが、その分スプレッドは狭め。

他の業者とのスプレッドやレバレッジの違いなどを見極めながら、FOFXでの取り引きを検討してみてはいかがでしょうか。